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真面目にやるな!求人広告の営業がきつい理由と解決法

更新日:2022年7月22日


求人広告の営業辛い

A君:今日一日3件アポ取れだって。

 

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Bさん:無理だよね、1件取るのも辛いの。

 

A君:昨日なんて200件かけたけど、

10件ぐらいしかまともに聞いてくれなかったなー

 

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Bさん:10件もまともに話聞けたなんてマシよ。私なんて2時間しかやれなかったから3件よー

 

求人広告の営業をしていたら、よくこんな会話をしていませんでしたか。

広告の営業会社なんで取ってきてなんぼの世界。ノルマがきついこともざらです。

 

僕は会社がなぜ、ノルマをきつく高く設定しているのかってずっと疑問でしたね。

会社の利益をさらに上げることや営業マンのモチベーション下げないためと言われても、正直しんどかった。

 

なので、この記事では求人広告の営業で悩んでいる方に向けて自分なりの乗り越えた経験や克服を紹介します。

 

人材業界に7年、求人広告の営業を担当。

その後、転職や副業をテーマにブログを運営。月間PV3500、収益4ケタ達成。

 

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求人広告の営業はきつい3つの理由

求人広告の営業辛い

結論から言うと、営業が辛いのを乗り切る方法は耐えるか辞めるかの2択しかありません。営業をやっていれば、ストレスは常につきものです。

 

求人広告の場合、購入予定のあるお客さんではなく、何の関係性もない企業に提案するのでクライアントからすれば塩対応は当たり前と言えば当たり前なんですよね。

 

あなたが辛いと感じるのは断られる回数が増えたり、クライアントから怒られることではないでしょうか。

 

 

僕もよく断られてるし、冷たい対応で胃が痛い経験もあります。同じ状況だったからこそゲーム感覚で営業してました。

 

まともに考えたら、気持ちは絶対参ります。だからほとんど聞き流すくらいがちょうどいい。

 

お客さんの対応が辛い

営業員の中には何事も真面目で考える方もいます。営業に関しては窓口に立つのでクライアントの要望通りに仕事をしたら、必ず手が回らなくなる時がきます。

 

例えば、私の過去に新規で飲食店の契約を取ってきて、お店に取材して担当者に原稿を作って見せた時にクライアントから

 

『悪くないんだけど、何かインパクト弱いね。 何かこう強いやつほしい。

 

修正があいまいなことを言うのもざらです。

アイデアを出さないで否定する方もいますし、中には原稿作ったけど、全部やり直しなんてこともありました。

 

その時に思ったのが、真面目に取り組んでたら心が折れるなと思い真面目にやることを辞めた。

 

もし、真面目に取り組んでいたら、退職しない限り体調不良ずっと訴えてたと思う。

だからクライアントには聞き流すぐらいがちょうどいいんです。

 

単価が安くて辛くなる

単価が安くて辛くなる

2番目に営業が辛くなるのは単価が安い。

中途採用の広告だと20~180万、アルバイトの広告は3~20万とピンキリですが、非常に安い。

 

なので1件売ればいいではなく、いかに多く売るのかがカギになります。

しかも、求人広告はルート営業ではないので、完全に新規営業をしなければいけません。

そのため、新規で1件受注するのに時間がどうしてもかかってしまいます。

 

会社は高い目標や件数を挙げますし、体育会系の会社だときついこと言われます。

まして、人材系のビジネスは景気の影響を受けやすい業界なので、景気が落ちていると当然契約は取りづらい。

 

会社は利益を上げるために契約取って来い。だけど、現状は契約が取りづらいのでジレンマが起きてしまう。

 

しかも、新人の頃は時間もかかる上に、目標件数も高いから厳しくなってしまう。

 

『なんで、新人でも目標件数高くなるのか?』

それは初心者でも契約が取れてしまういわゆるビギナーズラックが起きるからですね。

 

たまたま電話したら、ちょうど人に困っていたから検討していたとこなんだよね。ってことがまれにある。

 

会社や上司はたまたま受注を知っているので電話かけまくれと言うのです。

不動産売買は1件何千万の単価でしたら、時期にもよりますが目標が達成しなくてもあまり言われるのは少ないかもしれません。

 

なぜなら、営業側でなんとかできないからです。

ただ、広告営業は営業の行動力で結果や売上が左右されてしまうため、目標件数が高くなる。

 

反響が取れなくて辛い

求人広告は反響がない

 

過去に辞めた方でお客さんのクレームが嫌で辞めた方もいます。

過去にあった実例で、建設会社Tがアルバイト50人採用したい予算は200万でなんとかして欲しい。というオーダーが来ました。

 

営業マンは200万の広告を出し、結果25人しか集まりませんでした。

その時、お客さんはというと、当たり前ですがめちゃくちゃ怒ります。

クライアントによっては、何がダメなのか分析を冷静にしてくれますが、人によっては一方的に怒る。

 

では、クライアントはなぜ一方的に怒れるか。それは競合が多いため代わりはいくらでもいるから。

 

もし、独占でしたら仕方ないよねで済みます。

逆に、怒って取引会社が御社とは契約しませんとなったら終わりなのですから強くは言えません。

 

そのため、クライアントは強く言えるし文句も言いたい放題なんですよね。

求人広告は反響がないというのも珍しいことではありません。前の記事で書きましたが、昨年なんて有効求人倍率1.55倍で東京は2倍近くあります。

 

元求人広告の営業が明かす実態と今後の市場

 

求職者に対して企業の数が多いので反響は出しづらい。

求人広告の営業マンはアポを取るのも大変だし、結果を出すのも大変。二重の苦しみで辞めたいや辛い、厳しいというのは今になっても多い。

 

だから、真面目にやるとメンタルが弱くなってしまい、会社に行くのが嫌でたまらなくなります。

 

求人営業がきつい人に向けて2つの解決法

真面目な性格な人解決

誰かに相談をする

では、真面目な人だったらどうすれば良いか?

まずは悩みを相談できる環境を作りましょう。相談できる方はどんな些細な悩みでもいいです。

 

相談する事で問題を整理する事もできますし、解決する事もできます。

僕自身も人に悩みを相談して何度も救われたことがありました。

 

外に出る機会を作る

さらに、休日はなるべく外に出て運動しましょう。日光を浴びると、セロトニンが分泌します。ちなみにセロトニンとはストレスに対して効能がある脳内物質。

 

雨の日って気分が悪くなること多いですよね。それはセロトニンがうまく機能してないことが原因ですね。

 

上記に挙げた2つをぜひやってみて下さい。きっと今よりもっと仕事に対するストレスが変わりますよ。

 

また、真面目な人ほど仕事の量が多いと休日出勤や休日に仕事をする方がいます。

気持ちはわかりますが、絶対辞めましょう。やっても、月に1回など必ず範囲を越えない範囲でやって下さい。

 

休日に仕事をすることが増えるとそのうち休みがなくなります。

その後、毎日のプレッシャーで不眠症になり、体調を崩すので絶対辞めましょう。 

 

あまりにも土日出勤が多い場合は転職を考えるべきです。

仕事が楽しすぎて充実しているなら構いませんが、ほとんどの方はそうではないですよね。

 

もちろん、簡単に転職なんて決められないと思うので、転職活動してよさげな企業があれば面接すれば良いのです。

 

ちなみに、ミイダスっていう転職アプリはオファー型の求人なので自分の市場価値がわかるサービスです。

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無料で5分で終わるのででまずは登録しておきましょう。

 

ミイダスはちょっと不安という方は、別記事にデメリットのことも書いてますので読んで見てください。

ミイダスの評判は悪いのか。登録して体験してみた - たけとんぼ本音ブログ

 

 

求人広告の営業をやっていると良いこともある

求人広告の営業をやっていると良いこともある

紹介で広がる

 求人広告の営業は忙しくて辞めたくもなりますが、良いこともあります。

それは紹介です。自分が担当した広告が成果出ると紹介してくれるんですね。

 

口コミで広げてくれるんですが、絶対○○さんのところでやるからと言ってくれると

やってて良かったと思う場面もあります。

 

いわゆる指名なのですが、信頼を得られた時はやっぱりうれしいですね。

もちろん、毎回あるわけではないですが、頑張っていると上記のような紹介をしてくれます。

出世できる

求人広告は離職率は高いですが、生き残ると顧客を引き継げます。

さらには売上も作りやすくなるので、ずっと生き残るとかなり得をしますよ。

 

実際に僕の後輩で、成績はあまり良くなかったのにずっと生き残っていたら、課長まで昇進したと聞いてます。いわゆる残り物には福があるですね。

 

あまりにも辛いなら転職を考えよう

とは言っても、求人広告って契約が取れたら面白いけど、契約が取れないと本当にしんどいんですよね。

 

ずっと電話かけろって言われて、電話したらお客さんに冷たい対応取られたなんてザラにあるので。そういう時は転職活動をしてみるのもあり。

 

というのは求人広告をやっていると、無形商材なので無形商材を経験していると転職に有利です。

 

『いやいやーいきなり辞めて転職はいきなり辞めて転職はハードル高いよー』って思いますよね。

 

しかも、休みが取れないからなかなか時間が使えない。でも、ずっときついと感じたまま仕事をしていてもストレスになるだけです。

 

ストレスがたまってくると、やる気がなくなり休日も仕事のことばかり考えてしまいますね。

 

そうならないためにも、転職活動をしましょう。転職活動だけならリスクは0。良い会社が見つかったら転職すれば良いので。

 

あとは転職して給与が上がれば、お金ももっと増えるのでやりたいことの選択肢が増えます。今のままだとずっと貯金とにらめっこだと嫌ですよね。

 

ちょっとでもやりたいと思ったら、良い求人だけでもチェックしておきましょう。

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やり方がわからないという方は別記事でミイダスの登録のやり方を解説してます。

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まとめ

求人広告の営業は辛いです。

今後も今の状況は変わらないし、景気が悪くなるのでさらに厳しくなることは予想されます。

 

なので、ストレスとうまく向き合い、真面目にならずどうしても辛い時は辞めてもいいという選択肢は持っておきましょう。

 

いや、それは無責任という声が聞こえそうですが、そもそも何のために働くのでしょうか。お金のためだよって言われる方が大半ですよね。

 

確かに、お金のためという考え方はわかります。

でも、お金のために自分を犠牲にして体を壊すのが自分にとって幸せなのでしょうか。

違いますよね、お金は自分の生活を豊かにしていくための手段に過ぎません。

 

僕も履き違えることはありましたが、お金はあくまで手段です。自分の生活が充実できない環境の職場なら辞めてしまうのも一つの手段です。

 

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