書類選考が通過しないし、職務経歴書の書き方が正しいかわからない。
このような悩みを解決します。
転職しようって決めたけど、なぜか書類選考が通らない。やっぱり、キャリアだったり、大手に勤めたがことがないことが原因なのかなー。
僕も昨年は転職活動していて同様の考えでして、特に年齢も30代半ばだったので転職は厳しいという印象でした。
書類選考が通過しないとそもそもが始まらないので、どうすればいいかいろんな人にアドバイスを求めました。その結果、無事に内定を取ることができた。
今回は書類選考が、なかなか通らない30代で営業職の経験を持つ方に向けて最初のハードルとなる書類選考の通過率や文章の伝え方を紹介します。
この記事書いた人:
人材業界に7年間求人広告の営業を業務。自身でも2回転職経験あり。
それでは早速いきましょう。
書類が通過しやすい職務経歴書の書き方
日本の転職現状
僕は求人広告の業界に7年いて、営業で月70万以上稼いだことがあるので人材業界はほとんど把握してます。
結論から言うと、転職はヘッドハンティングがない限り時間はかかるし、年齢が上がれば上がるほど大変ですね。
日本の企業の半数くらいが長期雇用したいので30歳までという制限を設けている企業も多く、30歳を超えると未経験ではなく、マネージャーをした経験や経験者で実績がないとかなり不利になります。
また、日本の企業のほとんどが中小企業なので、ベンチャー気質で未経験で何も染まっていない人を育てたいというのが強い傾向にある。
以上であることから年齢が上がると厳しいのが日本の転職市場です。
採用担当が注目している箇所
厳しいとは言っても戦略を立てれば、内定は取れます。まず、採用担当者が求職者に対して見ているところは3つあります。
・退職理由
・今後のビジョン
・志望動機
転職を考える際に相手(採用担当者)側だったらどう考えるかでみると対策は立てやすい。
例えば、あなたはパーソルの人事担当者だったとして会社が今回5名採用したいと考えています。採用基準は積極的な方で前職で実績が優秀な方、出来れば人材業界出身と仮定。
今まで過去に採用された方をベースに選考は進んでいきます。また、書類選考は人事部レベルなので会社が求めている軸にブレてない方を通過させます。なので、書類選考は企業理念を事前に知っておく必要がある。
そして、人事担当者は会社の軸にぶれない方を選ぶため、志望動機がしっかり述べられているか、会社のストレス耐性が耐えられるかをみるため在籍期間を見て今後のビジョンが見える方を選考を通過させます。
職務経歴書の実績は丁寧に書く
私も転職した際に自分の事って分かっているようで分からないことってありましたね。
なんで自分のことを客観的に見てもらうために人材紹介のキャリアアドバイザーをやっている方に見てもらったことがあります。
そこで言われたのは「実績は分かりやすく数字を書いて下さい。また、賞をもらったら記入して下さい。」人事担当者は客観的なデータや内容を求めるのでキャリアアドバイザーに相談すると必ず言われます。
ですが、そんな事を言われても、営業職やってないから実績出せないという方も中にはいると思います。
数字で書けない場合は書かなくて大丈夫です。その代わり、自己PRで販売でしたらお客様にリピートしてもらえるように会話の内容をメモしたり、ちょっとした気遣いをしましたなど具体的な内容を入れる。
実績が書ける場合は
売上実績
2019年 1500万 達成率90%←こんな感じで。
など他業界の面接を受けることもあると思いますので他業界から見ても分かる職務経歴書を作りましょう。
差別化できる職務経歴書の書き方
要点を書くときのポイント
僕も職務経歴書を書いていて苦戦したのは自己PRと要点ですよね。実績は数字入力な要素が強いので考えを絞りながらは少ないはず。
では何を注意すればいいか。
あれこれ書かない
要点は大体200~300字と言われています。なので伝えたい内容も1個だけ伝えられればいいですし、何より伝えたい内容が2つ以上になると人間には伝わりづらくなっています。コピーライティングではワンメッセージ、ワンアウトカムの法則と言われています。
自己PRの書き方について
自己PRのオススメは志望する企業が何を求めているかを把握した上でPRします。
パーソルを例にとると、行動指針に誠実、顧客志向、チームワーク、挑戦と改革、プロフェッショナリズムとあります。
この中で自分がPRできるものを選び、誠実ならば、誠実を中心にPRします。
気をつけてもらいたいのは全部入れるのは絶対辞めて下さい。全部入れると中身が薄くなり内容が伝わりません。
僕も始めは職務経歴書を書くのが時間かなりかかりました。最初は慣れない作業だと思うので、焦らず相手のことを知って自分だったらコレだったらPRができるなら必ず書きましょう。
営業職における職務経歴書の書き方
営業職は離職率が高い
僕が実際に経験した営業職を面接して分かったことは冒頭に書いたように離職率が高い職種なのでまずストレス耐性の質問は結構聞かれます。本音を言うと、求職者に求めるんではなく、自分たちの職場改善しろと言いたくなりますよね。
ただ、そうはいっても貴重な意見ありがとうございました。とはならないので自分で対策していく必要があります。
会社としては離職率を下げるためにストレス耐性は問題ないかを聞かれるので自分のキャリアにブランクが半年以上ある注意の対象になるので面接に進まれた際は聞かれた時に答えられる準備はしておいた方がいい。
また、多くの方がやりがちなのはどの企業にも同じ職務経歴書を送ること。
確かにたくさんの企業にエントリーするので気持ちはわかりますが、企業ごとに多少でも内容を変えないと書類は通過できません。
転職とは面倒ですが、丁寧にやり取りしましょう。
妥協はしない
例えばですが、慶應卒で証券の営業歴6年年収700万29歳でベンチャー企業年収400万の企業に応募した場合はかなりの確率で落ちることが予想されます。
なぜなら、ハイスペックの人材を採用しても扱いきれないという回答が来るので面接までは進むかもしれないが、見送りになるケースとなります。
なので、年収は前職と同じかより高い企業に目指した方が転職理由としても納得いきます。
マネージャー経験はあった方が有利
年齢が30代でしたら、マネージャー経験がないと厳しい印象はあります。
マネージャー経験がない方は実績でPRするしかないですね。実績が良ければ
会ってみたいとなって書類は通過する可能性高い。
また、自己PRではストーリー展開で書くといいですね。
なぜなら、ストーリーの方が話が入りやすいからです。
例えば、AとBを比べたらどちらの方がいいでしょうか。
A 3年目でマネージャーに昇格、チームを組み紆余曲折はあったが、月間1000万達成
B 3年目でマネージャーに昇格したが、当初は部下の数字を伸び悩み課題だった。その後、徐々に部下の弱点を解決したところチームは月間1000万達成しました。
Bの文章の方が気持ちが入りやすいですよね。自己PRはストーリー展開でPR
した方が共感を得やすい。
まとめ
営業職の職務経歴書を通過率を上げるためには実績、過去の経歴、志望動機を上手く書けるかです。職を転々としていた場合かなり厳しいですが、自分の非を認めて
環境のせいにすることを避けるなどこれからのPRを書けば通る場合もあります。いずれにしても、転職は恋愛と同じでタイミングが大事になるので落ちることは多いにあります。
ただ、しっかり会社分析していれば、書類通過できない時が続いても諦めずにやれば、内定はもらえますので諦めないことが内定をもらう一番の秘訣です。
今回紹介した内容以外にも転職で使えるテクニックが載っておりますので
詳細が知りたい方は【書評】人を操る禁断の文章術-ネタバレ有り- - たけとんぼ本音ブログで書いてます。
また、転職サイトを使うならどこがいいのかをレビューしましたので知りたい方はこちらへ。