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【元求人広告の営業】が明かす離職率が高い実態

更新日:2022年6月9日

元求人広告の営業が明かす離職率が高い実態

求人広告の営業って離職率高いのかなー

 

このような疑問に答えます。

募集をよくみるから離職してるの多いのかなぁーって気になりますよね。

調べてみると、【離職率高い、新卒は5割辞める】など。不安なことばっかり書いてありませんか?

 

僕自身も人材業界に7年以上いましたが、口コミや評判は間違ってはいません。

ただ、口コミでも書かれてない真実があるので、これから人材業界を考えている方向けに向けて紹介します。

 

この記事書いた人

人材業界にいて、7年間求人広告の営業をしておりました。7年も業界にいたので月200万売上やクライアントは50くらい担当。

なので信頼性の高い情報をお伝えします。それでは早速いきましょう!

 

この記事で分かること

  • 求人広告の営業が離職率が高い理由
  • 人材業界の今後の市場把握

 

 

 

求人広告の営業が明かす実態

求人広告の営業が明かす実態

 結論から言うと、求人広告の営業で稼げる人は10%未満。人材業界って離職率が高いイメージがあると思いますが、

 

まさにその通りで人材業界は離職率が高い。新卒を60人採用したら、1年後30人いれば良い方と言われるくらい高い。

 

なので、離職率が高いため途中で退職する方が大半なのでほとんどの人は稼げない。

 

しかも、スタートの給与が会社にもよりますが、月20~24万、年収300万と低いんですよね。給与が低いわりに残業多いし、クライアントの対応が面倒だし、薄利だから辞める。

 

さらに、人材業界って参入障壁が低いビジネスなので、競合が多すぎてなかなか新規だと結果が出せない実態です。

 

そのため、結果を出そうと頑張るのですが、 結果が出なく辞めてしまうのがほとんど

求人広告の営業は離職率が高い理由

求人広告の営業は離職率が高い理由

 ではなぜ、離職率が高いのか。

 

ズバリ、求人広告の場合はとにかく激務です。競合が多い上に利益が高くないため、営業マンのメンタルが持たないのが一番に挙げられる。

 

しかも、受注をもらっても反響が出ないため、クライアントから言われる始末なので営業マンのモチベーションも下がってしまう。

 

なので、離職率が高いのを改善するためには業界を全体でよくしていこうと考えない限りずっと若い世代が育たない環境になってしまいます。

 

求人広告営業のメリット

求人広告営業のメリット

ただ、このまま書くとデメリットしかないので、メリット の部分もありますよ。離職率は高いですが、営業で結果を出していくと生き残れます。

 

生き残れると、辞めた人たちのクライアントを引き継げるんですね。

ということはずっと残っていると、自分で獲得したクライアントよりも誰かのクライアントの方が多くなります。

 

なので、最初は苦しい上り坂なんですが、求人広告の業界では上るほど楽になっていく。

 

しかも、ある程度個人で数字を出せば、マネージャーに昇格できますし、マネージャーでチームを達成できれば、課長も夢ではないです。

 

 ベンチャーなら役員にもなれます。マネージャーになれば、企業にもよりますが、年収500万ぐらいは稼げる。

 

最初は辛いけど、苦痛を耐えまくるとお金も増えたり、役職もつくことができます!

 

求人広告会社の職場の雰囲気は?

求人広告会社の職場の雰囲気は?

職場は正直なところ会社によって違い一概に言えません。なので事前に調べておくことを進めます。

 

一般的にほとんどが体育会系のノリが多いと思います。

なぜなら、タウンワークやリクナビを運営するリクルートホールディングスが体育会系のスタイルでやっていたので名残が今もあるのでほとんど体育会系が現実ですね。

 

ただ、私の所属していたところは、個人の意向を尊重する会社で割とのんびりしている会社だったので比較的やりやすかったですね。

 

服装も夏はポロシャツで営業している人もいるのでカジュアル。髪型も女性が茶髪や明るい髪にしても言われません。会社にもよりますが、緩めな会社は多いです。

 

今、求人広告の会社やあるい別の業種で体育会系の職場で悩んでいるとしたら、気持ちを切り替えられる人なら続けてもいいが、引きずる人は辞めることを考えた方がいいかもしれません。

 

僕も過去に職場の上司に結果が出ないまま仕事を辞めると言ったら、勤まるとこなんかないと言われました。

ただ、自分に合わないのを無理してやると体を壊したり、鬱になります。

 

辞めることによるリスクはありますが、辞めることで自分を見つめ直せますし、何よりストレスが解放されます。

 

また、給与よりもやりがいを重視する傾向が現在の時代なので、自分に合った転職を探すことは全然悪いことではないんですよね。

 

営業手段が離職率を高くする

営業手段が離職率を高くする

 求人広告の営業手法はいくつかあります。

  • HPの問い合わせ
  • テレアポ
  • 飛び込み
  • セミナー開催

 この中のテレアポと飛び込みの二つが離職率を高くする原因。

具体的に体験談も交えて解説します。

 

・テレアポ

求人広告といえば、テレアポというぐらい王道。僕も新人の頃はよくテレアポをしていて競合が多いため苦戦していました。

 

1日に200件以上企業に電話をするのですが、取れない日の方が多いですし、上司からも言われるのでメンタルはやばかったですね。

 

僕もテレアポしてた際、『いらない』、『二度とかけてくれるな』と何回も連続して言われたので初めのうちは心折れそうでした。

 

自分だって仕事でかけてるんだから、かけたくてかけてるんじゃないと言いたくなります。なお、テレアポの成約率が上がるやる方は別記事で詳しく書いてます。

【求人広告】テレアポで新規が取れる3つのコツ

 

・飛び込み

求人広告は取れやすいので飛び込み(アポなしでいきなり訪問すること)もよくやります。

主に電話では捕まえらない、ナイト案件などは飛び込みでクライアントの獲得をします。飛び込みも断られ続けるのでメンタルがやばいです。

  

求人広告の営業が悩む今後の人材業界について

求人広告の営業が悩む今後の人材業界について

 人材業界は9兆円産業と言われています。数字だけで言ってもピンと来ないと思うので、比較すると鉄道が12兆円産業なので人材業界はかなり規模がでかい産業となります。

 

 今後は僕の予測ですが、コロナ前の状態には戻らない。ただ、景気は徐々に回復していく可能性は高い。

 

 過去の例として、リーマンショックは2008年に起きてかつてないほど売上は落ち、有効求人倍率が0.45でしたが、2019年には有効求人倍率が1.55になっている。

 

 ちなみに、有効求人倍率とは求職者1人あたり何件の求人があるかを示すものです。

数値が高いほど、企業が求めている数が高いので、景気が良いことがわかります。

 

ということはコロナでかなり落ちても、何年かかけて売上が上がる可能性高いと考えられる。

ただ、人口が年々減少し、AIの技術が進化し始めるので、リーマンショックのようなすぐに回復とはならない可能性はあります。

  

例をいうと、スーパーやレンタルショップなどは自動レジを導入し、24時間営業の廃止の動きが出てきていることから、徐々に人間の仕事は減っていく可能性は十分にある。

そのことを考えると、慎重に考えなければいけない産業であることは間違いない。

 

まとめ

【元求人広告の営業】が明かす離職率が高い実態

 

元求人広告の営業の目線で語ってきましたが、これから求人業界に入社しようとしている人は厳しい業界になると思うし、より競合が激しく営業員も疲弊するのは間違いないです。

 

離職率を考えたり、求人広告の営業がしんどいなぁと感じるなら思い切って転職はありですね。

 

今のまま続けても、世の中が不景気だと景気に左右されるビジネスなのでもっとしんどくなります。

 

ずっとしんどい思いをしてまで、続けることはストレスにもなり、病気になってしまうので無理するぐらいだったら、在職中に転職活動をするべきです。

 

条件が今より良ければ転職すればよいし、条件が悪ければ続けるで良いですよ。

ちなみに転職サイトやエージェントは登録は無料なのでは簡単にできます。

 

転職サイトに関しては別記事で詳細を書いてます。

【元求人営業が選ぶ】30代前半向け転職サイトランキング5選 - たけとんぼ本音ブログ

 

あとから考えると、転職は良かったって思えるものなので意外と悩んでいるのは今だけだったりします。

 

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