できればお金をかけずに採用したい
こんな悩みを解決します。
僕も営業していた時に人材の担当者から『お金をなるべくかけないで採用したい』と言われた記憶がありますね。
今回は採用担当者向けになかなか採用しづらい若い人(29歳まで)の応募を増やす方法から採用した人を定着させることまでを解説しますよ。
とは言っても、お金を使わずに採用するにはかなり壁があって、
ある程度の準備とスキルが必要になることを実感しますが、やることが明確になり悩まずに済みます。
僕は求人広告7年勤務していて月に70万稼いだこともあるので
長年経験していたことを伝えるので信憑性は高い記事ですね。それでは早速いきましょう。
お金をかけずに無料で求人募集する6つの方法
まず、初めに求人広告で無料で出す方法は大きくわけて6つあります。
- Indeed
- 店頭にポスター
- ハローワーク
- 自社HP
- SNS
- 知人の紹介
4と5に関しては自社がブランド化、あるいは知名度が高くないとできないので、
Indeedとハロワークで主に集客することになりますよね。
また、Indeedは求人の担当者との打ち合わせがいらないため自分のペースでできるのも魅力ですね。
ちなみに、知人の紹介に関しては確率が運の要素がかなりあるので、知人の紹介は省略します。
お金をかけない求人は失敗する3つの理由
ハローワークは40代以上が多い
結論から言うとハローワークは40代以下は取りづらいです。
なぜなら、ハローワークはサイトで応募して終わりではなく、気にいった求人があれば、一度職員に電話して職員が対応し、その後受理されるという流れだから。
利用者を見ても僕も以前はハローワークに行ったことありますが、若い方はあまりいません。
『でも、ウチはたまーにハローワークから応募あるよ?』
こういう反論が来そうなので答えると、下記の資料を見てもらえればわかりますが、若い人(若年者)は年々減少し、高齢者が増えてます。
『出典:令和3年3月厚生労働省 職業安定局 公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績』より引用
やはり、気軽に応募ができないのがネックだったりするので現在だとハローワークだけで求人を成功させるのは難しいと言えますね。
ちなみに店頭にポスターはお店向けの話なのと気まぐれ要素が強いので省きます。
知名度がない
今だとindeedは無料で掲載できます。CM放映しているし、認知もあるからとりあえず出しとけばいつか反応がくるだろうって思ってる方。
断言します、現実はそんな甘くありません。
実際に聞いた話ですが、僕のクライアントで飲食店やっている人がIndeed無料だからやったのですが、店長から『半年経っても1件も来なかったよー。』と言ってました。
なぜかというと、求人数が100万単位なので知名度がある大手じゃあないとなかなか応募してもらえないから。
なので、Indeedの場合だと知名度がなければ反応がないため失敗します。
対策としては有料にしてリスティングをする必要がありますよ。
募集要項が差別化できない
給与が高い、残業なし、ボーナス2か月分など競合他社と比べて待遇が良ければ反応は高いですが、ほとんど差がないとなると採用ができない可能性ありますね。
逆に給与が高すぎても求職者は懸念されます。
例えば、人材紹介の営業募集で平均22万だとして、1件だけ月給30万の募集だとどうでしょうか。
ちょっと疑いますよね。休み少ない、残業多いじゃあないかなーとか。
相場を越えると一気に人は疑いモードになるので反応ないから給与を上げるは得策ではありません。
ここまで失敗する理由を話ましたが、やっぱり、ある程度お金をかけなけばいけません。では、どうお金をどうかければ良いかを紹介します。
無料の求人でも20代の採用が成功する3つの方法
人を惹きつけるコピーを書く
人を惹きつけるキャッチコピーをかける人は差別化してない状況でも応募を集めることができます。魅力的なキャッチコピーを知りたい方はコチラの記事を見て下さい。
求人広告でアルバイトの応募が2倍になるキャッチコピーの作り方
ただ、一つだけ注意しておきたいのは本やネットの記事を読んでもすぐにコピーは書けないので一定期間の練習が必要です。
『いやーそうは言っても時間がないから人に任せたい。』っていう人が中にはいると思いますので、時間がない方はライターになれる人材を見つけて育てましょう。
もちろん、いきなり難しいのでできる範囲で広告の練習をさせて成長させるというやり方ですね。期間はかかりますが、ずっと文を書き続けると驚くぐらい成長します。
簡単さをアピール
初めて仕事を応募する時ってできるだけ面倒ではない仕事を選びます。
専門職やSEは別ですが、初見で難しい印象を与えると離脱するのでまずは簡単に書いて
読みやすくすると応募してくれますよ。
もっと詳しく知りたい方は人を操る禁断の文章術にヒントが書いてあるので読んで見てください。
自社サイトを強化する
indeedやEngageを出しても失敗する理由は自社サイトにも原因があります。
自社サイトがない、あるいは5ページぐらいしかなければ求人情報がどんなによくても応募数は下がります。
なので、ここは外注で自社サイトHPをリニューアルさせましょう。また、SEO対策すればお問い合わせが来て売上にも直結することができます。
例えば、同じ給与で募集されていてHP見たとして、
AはHPが更新されていてデザインも見やすい。
BはHPがぺらサイトでほとんど情報なし。
どちらに応募しますか。言うまでもなくBですよね。ただ求人情報だけ魅力でも今は自社HPもやらないと応募は集まりません。
求人で採用はしたけどすぐに辞めてしまう場合
人が採用できるようになると、いかに退職させないかということを考えますよね。
経営者からしてみればお金と時間かけてやっと採用できたのにすぐ辞められたらたまったもんじゃないですよね。
ただ、残念ながら若い人は転職のチャンスが高いので職場の環境だったり、給与が低い場合だと退職します。
なので、対策は何が原因で辞めているのかを聞き出すことが必要です。
本音を聞きたい場合は職場の同期あるいは親しい人の協力が必要です。想像してもらえればわかるんですが、社長あるいは上司に辞めた理由を本音で話せる人いますか。恐らくほとんどいないですよね。
なんで辞めた理由が人間関係なのか給与なのか仕事内容のことなのかを知る必要があります。
一番厄介なのは人間関係なのでここが原因の場合は真摯に向き合う必要がありますね。
辞めたいやつは辞めさせるという人も中にはいると思いますが、明らかに会社と合わないなら良いと思いますが、仕事ができる人間が辞めるのは痛いですよね。
なので、仕事を辞めると言いだしてもいて お互いが円満になる方法で解決することが一番です。
例えば、お金が理由ならそしたら、提示額をあげるなど。まずは相手の話を聞きましょう。
僕も以前ありましたが、給与を上げたくて相談したことありますが、社長というのはケチなのでなかなか上げてくれなかったです。
ただ、やらないよりやった方が良いです。今後も同じ場面は出てくるので。
まとめ
求人募集を無料でやると失敗する理由を書きましたが、
一番大事なのは準備なんですよね。問題が起きてから解決するのではなく、問題が起きそうな時から早めに取りかかる準備をする。
自社サイトの完成度が高いなら無料の媒体を使ってやるでもいいですし、Indeedだけにしてやるのもありです。
とは言っても、まずは売上がないとできないことだと思うので売上を伸ばしつつ、社内のインフラを整える。一番良くないのは今回はたまたま良くなかったから次も有料媒体載せることですね。
何も解決策を出さないのが一番まずいです。応募が集まらないなら原因探しが必要です。
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